書き込みもすっかりご無沙汰しておりすみません。以前にも書きましたが、我が家の長男、次男ともにサッカーをやっており、最近は特に中3の長男の進路について様々な方と話をする機会があり、また親としても色々と考えることがあります。 そんな中で『理不尽』という言葉が会話の中に頻出し、私の中ではキーワードとしてハイライトされてきました。端的にいうと、サッカーでいうところの高体連(部活)とJ下部などのクラブチームとそれぞれでサッカーをやることのメリット・デメリットは?という話の中で、あるJ1チーム幹部の方は「部活のいいところは理不尽さを多く含んでいる点です。特に伝統校、強豪校で名物監督のいる高校は。ただその理不尽さと向き合っていく中で”心”は確実に鍛えられます。このように理不尽なことがたくさんある社会に出る前に、好きなサッカーで”理不尽”なこととぶつかり、折り合いをつけながら前へ進むという経験は、人間形成には大きな意味があると思います」という話に大いにうなずき納得してしまいました。そんな話を聞いた頃、ふと新聞の広告欄である本のタイトルに目が留まりました。それが元ラグビー日本代表監督でもある平尾誠二さんが書かれた『理不尽に勝つ』です。(http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120423-00000001-php_s-bus_all) また我が愚息の受験勉強のやる気を喚起する意味で買い与えたサッカー日本代表長友佑都選手の『上昇思考』も同じように”心”の強さの大切さ・重要さが書かれています。”The凡夫”である会社人20年生の私は2冊とも大いに共感しました。みなさんも興味があれば一度読んでみてはいかがでしょうか。 つまりは何が言いたいかというと、現チームのスローガンである”一歩”のため、目標である昇格のためには、心・技・体の”心”を鍛えることが、夏合宿を経てリーグ戦の佳境に向かって行く中では今後より一層重要になってくるのではないかと感じました。スキルも勿論大事です。戦術も大事です。でもゲームをしているプレーヤーは人であり、その人の行動を司るのは”心”です。よく言われる”ゲームの流れ”って結局はプレーしている選手の”心”の動きですからね。その”心”をコントロールできる選手がどんな大事なゲーム、大事な場面でも、自分の持っている70なら70の力、つまりは100%を出し切れるのだと思います。100の力を持っていても50%しか発揮できなければ70の力を100%出した人・チームの勝ちですもんね。 以上がユースからジュニアまでの育成年代のサッカーを観戦しまくる中で私が得た確信です。長文にお付き合いいただきありがとうございました。 必須 2000文字以内 [bbs:youtube:(Youtubeの動画ID)]と書くとYoutubeの動画が貼れます。(例:[bbs:youtube:OQThUAQ0UN0])